78歳にタイムスリップしたおばあちゃんと私

アルツハイマー症認知症の祖母と家族のリアルな365日

介護における親族トラブル

介護って、誰がするのものなのか?

 

よく誰が面倒見るだの、施設に入れるだの、お金はどうするかだの、

親族間トラブルをよく耳にする。

 

そこまで深刻なトラブルには発展していないにせよ、我が家も他人事ではない。

少なくとも護を始めてから、親族間の関係が悪くなったことは事実。

 

おばあちゃんには、自慢の息子(まほの兄)がいる。

その息子家族は車で、30分ほどのところに住んでいる。

 

おばあちゃんがアルツハイマー認知症と診断されてから、まほ(母)まほの兄との間で

 

『週5日は我が家、週2日はまほ兄家族がおばあちゃんの介護をする』

 

という約束をしたという。

 

もちろん、守られていないからこそ、徐々に関係性が悪くなった。

まほ兄家族は、約束した日に介護にも来ずに、おばあちゃんがご飯を食べれないまま過ごすことが何度もあった。その度にまほ(母)が不満を漏らしていた。確かにこれは怒りたくなる。

 

少なくとも私の目には、実の息子より、義理の息子であるひろし(父)の方が、献身的におばあちゃんの介護に協力しているように見える。

ひろし(父)は怒りっぽい九州男児な性格だが、おばあちゃんのことになると小言ひとつ言わずに優先してくれる。

 

一方、義理の母といえ、ほとんど介護に来ないまほ兄のお嫁さんに対しても、

まほ(母)からしたら不満なのだと思う。義理母の介護は、確かに難しい問題だろう。

逆に、ひろし(父)がすごくできた人間なのだろうか。

 

 

そういえば、、、介護を始める前から、私もいとこ(まほ兄の子供)に会っていない。

年に何度かはおばあちゃんに会いに来ているのかな?

余計なお世話だけど、同じ孫として、おばあちゃんを大切に思っていてほしい。