おばあちゃんの電話事情②
最近、おばあちゃんは電話には出なくなったしまった。
電話の取り方を忘れた訳ではない。単純に耳が悪いから聞こえなくなってしまったからだ。
逆に電話をかけることは問題なくできる。
ただ、もう電話帳の場所も忘れてしまっているため、おばあちゃんが電話をかけられるのは私の家のみだ。
でも、すごいよ。ちゃんとおばあちゃん自身で、自分の家と私の家の電話番号を覚えている。
私の家では、おばあちゃんからの電話が一日に何度なる。しかも、時間を空けてというよりは、集中的に5回から10回ほど繰り返しなり続ける。
おばあちゃんじゃなかったら、ストーカーで通報レベル。笑
なぜだかわかりますか?
答えは、電話をしたことをすぐに忘れちゃうから😜
トゥルルルル〜
まほ(母) 『もしもし、どうしたと?』
おばあちゃん 『もしもし、家に通帳がないごたぁ。どこいったんやろ?』
まほ(母) 『通帳はなくすといかんけん、私の家で保管しとるよ。ちゃんとあるから大丈夫よ。』
おばあちゃん 『そうか。ちゃんとあるなら良かった。どこいったやろ〜と心配になっとったもん。それじゃあね。ご迷惑かけました』
と、言いながら電話を切ってまた1分後、
トゥルルル〜
まほ(母) 『もしもし、どうしたと?』
おばあちゃん 『もしもし、家に通帳がないごたぁ。どこいったんやろ?』
まほ(母) 『私の家で保管しとるよ。ちゃんとあるから大丈夫よ。忘れんように、今電話が終わったら、紙に”通帳は私の家にある”って書いとってね。』
おばあちゃん 『あんたのとこにあったんやね、どこいったやろ〜と心配になっっとったよ。ご迷惑かけました。』
という電話のやりとりを一日に最低でも5回はする。
基本的にはいつもまほ(母)が対応しているが、流石に5回目以降は疲れて他の家族が対応する。
ちなみに、おばあちゃんの心配事項トップ3は、通帳、お財布、鍵の3つ。
だいたい電話の内容はこれのどれか😂