78歳にタイムスリップしたおばあちゃんと私

アルツハイマー症認知症の祖母と家族のリアルな365日

2020-03-02から1日間の記事一覧

私とおばあちゃん

私は、おばあちゃんのことをおばあちゃんと呼んでいる。 過去の記事で、幼少期は”おばあちゃま”と呼んでいたことを紹介したが、 私は”おばあちゃま”という呼び方が大嫌いだった まほ(母)からいつも”おばあちゃんじゃないでしょ、おばあちゃまでしょ”と言い直…

お姉ちゃんとおばあちゃん

私より4歳上のお姉ちゃん(じゅん)は、おばあちゃんのことをおばあちゃんと呼びます。 幼稚園、小学校の時は、”おばあちゃま”と呼んでいた。というかまほ(母)から呼ばされていた。ちなみに、おじいちゃんのことは”おじいちゃま”。 お姉ちゃんよりも先に反抗…

父とおばあちゃん

父(ひろし)はおばあちゃんの義理の息子にあたります。 ひろし(父)はおばあちゃんのことを”おかあさん”と呼びます。 ひろし(父)の男性1人 vs 残りのまほ(母)、じゅん(姉)、私の 女性3人の家族構成が出来上がっているため、正直、ひろし(父)の居場所はあまりな…

母とおばあちゃん

まほ(母)はおばあちゃんの実の娘です。 まほ(母)はおばあちゃんのことを”ママ”と呼びます。いい大人がママって。。 きっと甘やかされて育ったんだろうな。まほ(母)とおばあちゃんは顔も性格も全く違います。 でも、二人とも旅行は大好き。唯一の共通点。 国…

おばあちゃん誘拐事件

おばあちゃんがアルツハイマー症認知症になって、 今まで警察のお世話になってしまったことが3回あります。 ある日の深夜3時ごろ、 ピンポーン インターホンの音に起こされたまほ(母)が玄関に行くと、 警察の方が2名立っていました 警察官『夜分遅くにすみ…

おばあちゃんの頭の中①

おばあちゃんの頭の中は78歳にタイムスリップをしている。 つまり、それ以降の出来事は曖昧、もしくは覚えていない。 おばあちゃんの頭の中では、 おじいちゃんを早くに亡くしており、長く一人暮らしであること。 姉が1人、妹が2人、弟が1人いること。妹の1…

美味しい食事が一番のアルツハイマー特効薬

おばあちゃんは、好き嫌いが多い。 どうやら、おばあちゃんの実家はお米屋さんだったみたいで、戦時中も食料に困ることはなく、その結果ちょっとわがままな舌になってしまったようだ。 おばあちゃん、まほ(母)、じゅん(姉)、私の4人で東京へ行った時のこと。…

打倒!アルツハイマー:サプリ編

打倒アルツハイマー対策としておばあちゃんが飲んでいるのが、青魚に多く含まれているオメガ3のサプリです。 色々探してたどり着いたのが、オーガニックサプリを販売しているiherbのプレミアムフィッシュオイル。6ヶ月分1500円ととてもお手頃価格。 jp.iher…

おばあちゃんのお財布事情②

前回のおばあちゃんのお財布事情①では、お財布には常に1000円札が一枚入っているという話をしましたが、現在も一人暮らしをしているおばあちゃんの家計はどうなっているのか? oreo0605.hatenablog.com おばあちゃんは年金で生活しています。 プラスかマイナ…

おばあちゃんのお財布事情

おばあちゃんのお財布の中には、常に”1000円札”が一枚入ってます。 なぜ、1000円札が一枚か? 答えは単純。 1000円あれば、一人で万が一外に出てお腹がすいても、 多少迷子になっても大抵なんとかなるから。 おばあちゃんは、昔から買い物が大好き。 高価な…

おばあちゃんの頭の中は何歳?

ある日、おばあちゃんの家を一人で尋ねたとき、 おばあちゃん『あら、今来たと?ごめんね。今日アイスもお菓子も何もないとよ。』 私『今お腹いっぱいだから何もいらんよ。ありがとう』 おばあちゃん 『ちょっと待っとって。自転車でスーパーに行ってなんか…

アルツハイマー症と診断されて実施したこと

アルツハイマー症と診断されて実施したこと。 1. 自炊禁止。火の元撤去 → おばあちゃんは今まで一人で家事をしていたが、まずはガスコンロを即撤去。これからは毎朝晩、我が家の誰かが交代でご飯を届けることになる。 2. デイサービス入会 → デイサービスに…

アルツハイマー症認知症と診断された帰り道

おばあちゃんがアルツハイマー症認知症と診断された帰り道、 一番辛かったのはおばあちゃんの実の娘にあたるお母さん(まほ)だったと思う。 お父さん、お姉ちゃん、私は特に表情を変えず、いつも通りおばあちゃんとたわいもない会話をしていた。おばあちゃ…

アルツハイマー症認知症のはじまり

アルツハイマー症認知症と診断されたのは、おばあちゃんが90歳になった2012年の冬。 それは突然きたわけでもなく、徐々に進行していたわけで、お医者さんにアルツハイマー症認知症と診断されて、私たち家族は「やっぱりそうか。。。」という驚きこそないもの…